子ども手当、どう使いますか? ![]() |
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<やっぱり、貯金!> ![]() 先日銀行で、「子ども手当」を貯めていくためにいいプランが・・・」と薦められたので、「子ども手当=貯める」という考えが一般的になってきているのかな? ![]() わが家も来年の春、子供たちが中学&高校に入学で何かともの入りなので貯金の予定ですが、「貯金しないなんてだめでしょ」という風潮に傾くことは危険だと思います。現実に貯金などとてもできず、洗い替えの体操服、学用品の購入、修学旅行の集金に充てる、という家庭だってあるわけですし、そういった方への支援の意味もあると思うので。 ![]() テレビでファイナンシャルプランナーの方が子ども保険を勧めていたけど、生命保険って、途中でやめたら払った金額が戻ってこない場合があるでしょう。保障に回るぶんもあるから、利回りにしたってさほど有利というわけじゃないし・・・いつまでこの制度が続くかわからないから、あまりあてにはできないのかなあ。 <塾、習い事> ![]() 塾の引き落としの一部にしたり、学校の教材費にします。 ![]() 親としては、以前からやりたいと言っていたピアノをさせてやろうかと思っています。 ![]() 近所に英会話スクールがあるのですが、ここぞとばかりのビジネスチャンスと思ったのか、月謝13,000円でいかがでしょう?といったコースの宣伝ののぼりが立っていました。 来年以降の見通しが立たないので貯金と手堅くいく方が多いとは思いますが、この機に乗じて売り出された商品&サービスでニーズにかなったものはチェックして利用するのもよいのかもしれませんね。 <ショッピング、旅行、外食> ![]() わたしの周りでは、将来の貯蓄ではなく「現在の教育費・娯楽費・外食費」に使うという人が多いような。 6月と10月にまとめて振り込まれるんですよね。ちょうど、6月は夏休み前。旅行業界を盛り上げるためにも、「子ども手当で家族旅行に行く」というのも間違った使い方ではないような気がします。でも、「子ども手当」を旅行や外食に使うと言うと、世間の風あたりが強いような気もします。 ![]() 近所の大型スーパーが、13,000円入金で14,300円分の買い物ができる携帯会員サービスなどを数量限定でメール会員向けに知らせてきていました。全額を使うのはあまり賛成しませんが、一部を旅行や外食に使うことに私は賛成です。 子どもが小さいと家族で一緒に出かける機会も多いと思いますし、リーマンショック以降「とにかく必要最小限しかお金は使わない」空気が強く、現実におサイフも寒かったのでガマンしていたことも多かったので。ちょっとぜいたくして元気になったら子育てもがんばれる、という側面もあると思います。 ![]() ある人が、子どもが以前から欲しがっていた美術に関する本を何冊か買うと言っていました。便乗して自分も楽しむつもりだと・・・。美術関連の書籍は高額ですからふだんはなかなか手が出ませんが、子どもと一緒にながめて、共通の話題もできるし、よい使いみちだと思いました(お天気ママ)。 <子ども手当あれこれ> ![]() うちの娘(中2)は、「(財源の確保が十分でなく)将来自分たちが(税金を払う立場になって)困るんだから、子ども手当なんていらない!」と言っていました。「じゃあ、困った時のために貯金しておくね」と、いったのですが・・・。 ![]() 子ども手当の一部の支給を受けずに、子ども・子育て支援の事業に活かしてほしいと市町村に寄付することもできるんですよ。子ども手当担当課に言えば簡単な手続で寄付できるそうです。 でもそれだと子どもに寄付した実感がないから、遺児の進学支援をしているあしなが育英会のようなNPOを探して直接寄付するのもいいかもしれない。 ![]() 極端な例でお父さんやお母さんがパチスロで使ってすってしまって給食費を払えない、とかなんてことになるのは論外。 ![]() 振込み先の口座を指定するとき、「主たる生計維持者の口座」となっていたのを見逃し、私の口座を指定してしまいました。 役所に問い合わせたら、夫の「同意書」があれば良いということで、夫に「妻の口座に入金してもらうことに同意する」という内容の同意書を書いてもらいました。書類の書き直しより、手間がかからないし、教育費の口座に入れておきたかったので。夫の口座に入れちゃうと、いつの間にか生活費に消えてしまう印象が強いんです。 ![]() 厚生労働省「子ども手当てについて」 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/osirase/100402-1.html 厚生労働省「子育て応援特別手当」 http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/juyou/kosodate/index.html |